経営学道場

2016年06月13日

経営学道場 第6回

第6回 経常的な活動による利益:経常利益

前回は企業にとっての本業の利益、「営業利益」について説明しました。ところが、中には本業だけでなく様々な活動によってお金を儲けている企業があります。その中で代表的なものが、財務活動と呼ばれる活動です。 財務活動とは要するに、お金を使ってお金を稼ぐ活動です。


財務活動の代表的な例は、銀行にお金を預けたり、逆に銀行からお金を借りたり、それ以外には、他社の有価証券(株式)を売買したりすることなどが含まれます。


銀行にお金を預ければ利息を受け取ることができ、銀行からお金を借りれば利息を支払わなければなりません。加えて、株式市場の仕組みについてはここでは詳しく説明しませんが、有価証券の売買を行うことによって、企業には配当金や有価証券売却益(もしくは売却損)という形でお金が出たり入ったりしていきます。


財務活動によって入ってきたお金を、本業以外の収益という意味で「営業外収益」といい、財務活動によって出ていったお金を「営業外費用」といいます。前回学習した「営業利益」に、この「営業外収益」を加え、「営業外費用」を引いたものが「経常利益」という利益になります。「経常利益」は、本業での利益に財務活動での利益を加えたものであり、いわば企業の日常的に繰り返される活動、経常的な活動によって得られた利益を意味しているといえます。


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企業の日々繰り返される活動による利益=「経常利益」であるとおぼえておきましょう。


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