経営学道場

2016年05月30日

経営学道場 第5回

第5回 本業による利益:営業利益

前回は企業の利益の中で最初に計算される 「売上総利益(粗利)」についてのお話をしました。今回はそこから1歩進んだ利益のお話をしたいと思います。


「売上総利益」は売上高から作るのにかかったお金、売上原価を引いた利益でした。 「売上高」―「売上原価」=「売上総利益」 ところが、企業はどんなに良いもの、素晴らしい製品を作ったとしても、工場や倉庫に置いておくだけでお客さんが買いに来てくれるわけではありません。そのため、別の場所に販売店や営業所を設置し、営業を行う従業員を雇わなくてはいけません。つまり、製品というのは、作るだけでなく売るのにもお金がかかるのです。加えて、製造活動や販売活動を会社全体として管理する必要があり、こうした管理にもお金がかかります。これらのお金を「販売費及び一般管理費」といいます。


この「販売費及び一般管理費」が発生するのはうどん屋さんも同様です。 作るだけでなく 〇ホールで注文を処理するスタッフが 必要になるかもしれません 〇店のチラシや広告に お金をかけることもあるかもしれません 〇店舗全体の管理のためにもお金がかかります。


前回お話しした「売上総利益」から、これらの「販売費及び一般管理費」を引いた利益を「営業利益」といいます。 「売上総利益」―「販売費及び一般管理費」=「営業利益」 この「営業利益」は、企業にとってのメインとなる仕事、つまり本業によって得られた利益のことを意味すると、覚えておきましょう。


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