経営学道場

2016年05月02日

経営学道場 第3回

第3回 利益とは❔

前回、企業の第1の目的は「存続すること」であり、そのためには利益が必要だというお話をしましたね。企業にとっての利益とは、私たちの身体にとっての水のような、必要不可欠なものなのです。
経営学を学ぶにあたり利益の概念を正しく理解することは非常に重要です。この利益の計算については、これから、いくつかの段階に分けて少しずつ説明していきたいと思います。

本格的な説明に入る前に、今回はまず、利益を考えるための基礎的な考え方について説明したいと思います。
ここで注意が必要になってくるのが利益の計算は、単純な現金の出し入れによるものではないという点です。

例えば
あるうどん屋さんが1か月間営業を続け
その1か月の間に200万円の現金が入ってきて
150万円の現金が出ていったから、月の利益は50万円だ。
と考えるのは間違った考え方になるのです。

経営学道場第3回_2.jpg
なぜなら、現金支出の中には仕入れたけれど、まだ使っていない食材なども含まれている可能性があるからです。もしこうした食材があれば、200万円の現金を得るために、本当にかかったお金が150万円かどうかはわからなくなってしまいます。
また、代金を現金ではなくクレジットカードで支払った人もいるかもしれません。こうした現金だけで計算する考え方をしてしまうと、まとめて食材を買った月や、カード支払いのお客さんが多かった月は利益が少なくなってしまうという結果になりますから、これでは正しい利益を測定しているとは言えないのです。

次回からは、このうどん屋さんの例を使って利益の正しい概念について学習していきたいと思います。
お楽しみに。
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